主な症状

頭痛,頸部痛,めまい,耳鳴り,視機能障害,倦怠・易疲労感 が主要な症状である. これらの症状は座位,起立位により3時間以内に悪化することが多い。


症状についての周辺病態

脳脊髄液減少症には前記主要症状以外に,多彩な随伴症状のある例が文献上報告されており,その主なものは以下のとおりである。

1 脳神経症状と考えられるもの
  目のぼやけ,眼振1,動眼神経麻痺(瞳孔散大,眼瞼下垂,複視,光過敏(photophobia),視野障害,顔面痛,顔面しびれ,聴力低下,めまい,外転神経麻痺,顔面神経麻痺,耳鳴,聴覚過敏(hyperacusis)など。

2 脳神経症状以外の神経機能障害
  意識障害,無欲,小脳失調,歩行障害,パーキンソン症候群,痴呆(認知症),記憶障害,上肢の痛み・しびれ,神経根症,直腸膀胱障害など。

3 内分泌障害
  乳汁分泌など。

4 その他
  嘔気嘔吐,頸部硬直,肩甲骨間痛,腰痛など。

(脳脊髄液減少症研究会ガイドライン作成委員会、脳脊髄液減少症ガイドライン2007、16頁)


ページのトップへ戻る